生産者がこっそり教える
ここだけの話!!


おいしいぶどうの見分け方

@果軸が緑色であること。

収穫後、時間の経ったものは、果軸が茶色くなってきますので
緑色(黄緑)した果軸のものを選びましょう。

ぶどうの果軸の汁を吸う害虫(スリップスと言います)
に侵されたものは、軸に薄い模様があり
時間が経つと、すぐに茶色くなってきます。
生育途中でこの害虫にやられると、果実に十分養分が行かないので
味にも影響している事が多いです。
果実の傷みも早いので、避けた方が無難です。

A試食する場合は、房の下の方を食べてみる。

ぶどうは、トマトやメロンの様に置いておいても甘くなりませんし
酸味も抜けません。

ぶどうは普通、肩(上の方)から甘味がのってきますので
下の方を食べて甘ければ、その房は甘いと言えます。
いくら糖度が高くても酸度も高いと、まずく感じる事もあります。
糖と酸が絶妙なバランスで含まれている事が
ぶどうのコクを生み出します。

Bぶどうの色がその品種の色である。

巨峰は、黒に近い黒紫色、安芸クイーンは、ピンクに近い赤色。
デラウェアは少し濃い赤色。
少し色が薄いものは、味にも影響していますので
あまりお勧め出来ません。
試食出来る場合は、必ず試食してから購入しましょう。

C粒がそろっていて張りがある

粒がそろっていないのは、ぶどう畑の管理が不十分である可能性あり。
畑の管理をキッチリしているぶどう園は、
ぶどうの箱詰め作業にも気を配っていると思います。

D表面には白い粉(ブルーム)がふいている。

この粉を農薬と間違える人が、たまにおられますが
このブルームこそが、ぶどうの見た目の美しさだと
私は思っております。

ぶどう畑から、この粉が取れないように「そ〜っと!」運んで来て、
粉が取れないように、箱に詰めています。
ですので農薬と間違えないようにお願いしま〜す。

E朝採りのぶどうは鮮度がいい。

収穫する時間帯は、ぶどう農家にとって様々ですが
暑い日中に収穫すると、ぶどうの温度も上昇しているので
果実や果軸も柔らかくなっています。
柔らかくなった時に収穫されたものは、元に戻らないばかりか
鮮度が落ちるのも早いです。

朝採りのぶどうは、
夜の温度で適度に冷やされていて
シャキッとしています。
朝、明るくなってからの早朝に
(当たり前ですが、薄暗いとぶどうが見えないので・・・)
我が園では収穫を行っています。


是非、本当のぶどうの味を
「内山ぶどう園」にて
お試しになっていただきたく思います。

販売期間は、7月下旬頃より9月下旬頃までです。