ベース弦の種類
@ラウンド・ワウンド弦
世間一般によく使用されている弦です。
指でスライドさせると「ギュイン」って鳴ります。
材質は、ニッケルやステンレスなどがあり
芯になる線にらせん状にもう1本
細かく線が巻き付けてあり
弦の表面がザラザラしています。
音質は、かなり明るめでシャープ、
ビンビンに響くサウンドです。
Aフラット・ワウンド弦
芯線にらせん状にもう1本
線を巻き付けてあるのは同じですが
平面の線が巻き付けてあり
表面がツルッとしています。
ナイロン線を巻き付けたブラックナイロン弦もあります。
音質はややマイルドな感じです。
Bハーフ・ワウンド弦
ラウンド・ワウンドとフラット・ワウンドの
中間的な存在です。
音質も中間くらいです。
Cハーフ&ハーフ弦
生ビールの様な名前ですが、
ブリッジが側はラウンド・ワウンド
ナット(糸巻き)側はフラット・ワウンドにする事によって
ピックアップでラウンド・ワウンドのブライト音を拾い
フレットに当たる部分にフラット・ワウンドの
指のスライド音が出ないように
工夫されている弦もあります。
ベース弦のゲージ
レギュラーゲージと呼ばれているものには
大体、1弦045〜4弦100か105のものが多いです。
太さをインチ(ミリ単位)で表記されています。
スーパー・ライト・ゲージ .035 .055 .075 .095
エクストラ・ライト・ゲージ .040 .060 .075 .095
ライト・ゲージ .040 .060 .080 .100
ミディアム・ライト・ゲージ .045 .065 .080 .100
ミディアム・ゲージ .045 .065 .085 .105
ミディアム・ヘビー・ゲージ .050 .070 .085 .105
ヘビー・ゲージ .050 .070 .085 .110
大体こんなところでしょうか?
もちろん数字が大きいほど弦は太くなり
図太い低音が出ますが
弦が太くなる分テンション(張力)も上がり
ネックに掛かる負担も大きくなるので
自分のネックと相談してみて下さい。
ネックさん・・ネックさん・・って
そんなに、ひネックれないでちょ〜だい!(さぶ〜)
弦の交換時期
これは、人によってさまざまで
1年張りっぱなしの人も居れば
1週間で交換してしまう人も居ます。
自分でベースの音を聴いてみて
張りがなくなったり
高音がこもってきたり
音の伸びがなくなってきたと感じた時
自分の小遣いと相談して替えればいいと思います。
最悪の場合を除いて
ライブ直前に交換するのは
あまりお勧めできません。
それは、新品の弦を張るとある程度伸びるので
チューニングが安定せず
音程が狂いやすくなるからです。
本番の1週間位前から
張っておくとベストでしょう・・・
